排卵検査薬と妊娠
不妊治療や排卵障害などの可能性がある方が購入するというイメージの強い「排卵検査薬」ですが、実際には妊娠を希望する人が自分の排卵日を知るために購入するという場合もあります。
女性の体内では、卵胞が成熟したサインとして、エストロゲンを分泌します。それを脳下垂体が受け、排卵をするために、黄体形成ホルモンが増加します。この黄体形成ホルモンは、尿中にも含まれるため、検尿してその黄体形成ホルモンの分泌量を測るのが排卵検査薬です。
排卵の24から36時間前には、黄体形成ホルモンが最大に分泌され、その最大の時期を「排卵日」といい、妊娠しやすい時期とされます。もっとも、市販されている排卵検査薬の多くは、「色が濃くなる」という判定だけに、その日が排卵日なのかどうかが、はっきりしないとされています。よってこの排卵検査薬を排卵のありそうな前後10日間くらいを継続して使うことによって、排卵日の特定をします。販売されているものも5日用・7日用などがありますので、自分に合うものを購入してみるとよいでしょう。
排卵検査薬でわかることは、正常に排卵がされているかどうか、ということです。それによって、排卵障害の可能性があるかどうかということも知ることができます。やはり排卵が起こっていない場合は、不妊の傾向にあるといえるでしょう。妊娠を希望する人が排卵検査薬を使ってみて、もしそういった不安な部分があるのならば、きちんと病院で診察を受けるべきでしょう。